ツツジ(躑躅)
【Azalea】
ピンク色の花が咲き乱れ、鮮やかでとても華やかな印象の植物つつじ。花の奥には甘い蜜があり、その蜜を吸った思い出があります。
私には、もう一つツツジにまつわる思い出があります。幼いころ、公園で遊んでいた私は、家族で出かけるからと呼ばれ帰宅しての私の第一声は『どこに羊を見に行くの~?』です。
『ツツジを見に行くから帰っておいで!』と言われていたのに、羊?と間違えたちょっぴりおちゃめな幼いころのお話でした (* ´艸`)クスクス
そんなつつじの花言葉と特徴について調べてみました。
ツツジ(躑躅)とは
和名: 躑躅
英名: Azalea
学名: Rhododendron
原産地: 東アジア
開花期: 4月~5月
ツツジは落葉性の樹木(高木・低木)で、主にアジアに広く分布し、ネパールでは国花にもなっています。
私も含め、蜜を吸った思い出がある方も多いのではないかと思いますが、種によって異なるそうですが、毒がある種類もあるそうなので注意が必要です。
※レンゲツツジには致死性になりうる毒があり、庭木として利用されることもあるので注意が必要です。
「ツツジ(躑躅)」の花言葉
つつじの花には、いろんな色があります。一般的にはつつじはピンクとして扱われることが多いですね。日本古来の色として、つつじ色という色が存在します。この色は鮮やかな赤紫色を指します。英語でいうとマゼンタ色に近いといえます。
つつじ色という表現については、古来より親しまれており、万葉集にも描かれています。
歴史的な背景からもつつじの色は、ピンク色をイメージすることが多いですが、実際は、多くの色の種類が存在します。
つつじの色の種類としてはピンク色の他に、赤色、白色、紫色、オレンジ色といった色が存在し、それぞれの色の花言葉が存在します。
▪ツツジ全般の花言葉
「節度」「慎み」
色別の花言葉
▪赤のツツジの花言葉
「恋の喜び」
▪ピンクのツツジの花言葉
「愛の喜び」
▪白のツツジの花言葉
「初恋」
▪紫のツツジの花言葉
「美しい人」
▪オレンジ色のツツジの花言葉
「燃える思い」
躑躅(つつじ)の花名由来
花が筒状になっていることから「ツツジ」とつけられたという説があり、その他にも、花が連なって次々咲いていく様子から「続き」が語源となり変化していったというせつもあります。
色や種類
【色】
白,赤,濃いピンク,オレンジ,黄,紫
【種類】
半常緑性のヤマツツジの仲間(ツツジ属ヤマツツジ節)の総称として使われます。落葉性のレンゲツツジや常緑性で葉にうろこ状の毛があるヒカゲツツジなどを加えることもあります。
ヤマツツジの仲間は、アジア東部に約90種が分布します。
日本には花の美しいヤマツツジやキシツツジ、モチツツジ、サツキなど17種ほどが自生します。
江戸時代中期に、‘本霧島’や‘白琉球’、‘大紫’など現在でも栽培される数多くの園芸品種が作出されました。クルメツツジは江戸末期に作出され、明治から大正にかけて多くの品種がつくられています。
【仲間】
ツツジの仲間にはツツジのほかに、ツツジに花が似ているといわれているサツキ、シャクナゲ、アザレアなどがあります。
【花びらの模様】
花びらをよく見ると上方の花びらにだけ斑点があります。これは「蜜標」または「ガイドマーク」とよばれ、昆虫に蜜腺があることを伝え、花粉を運んでもらうために誘う役目をしています。実際、蜜は花の中央でなくこの斑点のある花びらにあるようです。
ハウスの中で人の手によって育てられている品種の中には昆虫に受粉してもらう必要がないため斑点をもたないものもあります。
つつじ(躑躅)柄
美しいつつじの柄が生活の中にあると、とても華やかになりますね。可愛くて素敵なつつじ柄の紹介です。
花言葉もステキなものばかりですので、贈り物に最適ですし、自分自身も身に着けると良いことがありそうです。
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まとめ
古くから栽培されるツツジは、日本人に最も親しまれている植物の一つということがわかりました。
一斉に花開き咲き誇る姿は、とても美しいです。その姿は、ゴールデンウイークの風物詩でもありますね。