マーガレットの花言葉由来と育て方・白い花の季節と画像・英語で何?

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マーガレット

【Marguerite】

素朴なたたずまいのマーガレットは、清らかな純白の花びらが特徴で純粋さを連想させます。愛らしくて清楚な花のイメージが人々にとても好まれています。

マーガレットとは

学名:Argyranthemum frutescens
科名:キク科
属名:キク属
原産地:カナリア諸島
和名:木春菊(モクシュンギク)
英名:Marguerite、Paris daisy
開花期:3~4月
切り花の出回り時期:12~4月
花色:赤、ピンク、オレンジ、黄、白、複色

マーガレットは「誠実」、「貞節」、「慈悲」、「安らぎ」などのシンボルとされています。

花名の由来


マーガレット(Marguerite)という名前は、「真珠」を意味するギリシア語の「Margarites(マルガリテス)」が由来しています。花びらが純白で丸く咲く清楚な花姿が、宝石でいうと真珠をイメージさせるからだそうです。

和名の木春菊(モクシュンギク)とは、葉の形がキクに似ていることと年数が経つと、緑色の茎が変化して茶色くゴツゴツした木のようになることが由来しています。

日本に明治初期に渡来したマーガレットは、名前が一般的に広まりましたので、和名の木春菊(モクシュンギク)で表記されることは殆どありません。

王妃マリー・アントワネットに愛された花

18世紀のフランス王妃マリー・アントワネットにも愛されていたといわれる、マーガレットの花です。

彼女が好んだプチ・トリアノン宮殿の庭には、マーガレットが植えられていたそうです。

華麗な宮廷生活でさまざまな苦労を味わってきた彼女にとって、イギリスの田舎風に施されたプチ・トリアノンの庭園は、心安らげる場所だったに違いないと思います。

花言葉

花言葉とは、花姿、色、香り、雰囲気、伝説、神話、風習などといった植物にまつわるさまざまな情報から、それぞれの植物に独自の象徴的な意味をもたせた言葉です。もともとは、花に想いを込め、花を使って人にメッセージを伝えるヨーロッパの古い風習から来ています。花言葉は国や時代によって、また提唱する人によっても若干変わります。



マーガレット全般の花言葉

『心に秘めた愛』
マーガレットがよく恋占いに使われる花であることが由来しています。

恋占いとは、花びらを1枚ずつちぎって「好き、嫌い、好き、嫌い」と繰り返し、最後の1枚が「好き」になると、想い人も自分のことを想ってくれているという占いです。

ヨーロッパなどでは「愛している、少し愛している、とても愛している、まったく愛していない」と、4択で占いの言葉を繰り返すそうです。

しかし、このマーガレットの花占いには秘密があります。

マーガレットの花びらは、基本的には奇数ですので「好き」から始めれば「好き」で終わることがほとんどなのです。「恋を占う」というより、「恋を応援してくれる」花ですね。

『真実の友情』

色別の花言葉

▪ピンクのマーガレット

『真実の愛』

▪黄・オレンジのマーガレット

『美しい容姿』

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▪白いマーガレット

『秘めた愛』『恋占い』『信頼』

マーガレットの育て方

マーガレットの苗は春ごろ出回ります。

苗は株元がしっかりしていてぐらぐらしていないことを確認して、花芽が沢山ついている株を選ぶと良いです。葉の先端が黄色くなっていないか、アブラムシがついていないかを注意して選びます。

マーガレットの植え付けは3~6月9~10月に行います。

マーガレットは3~6月の花が終わったら花の終わった枝を切り戻します。(秋の花後は9~10月上旬に切り戻しを行います。)

わき目から秋に二番花を咲かせてくれます。大きく草丈が伸びたものを半分以下に切り戻すと翌春に沢山の花を咲かせます。

根が詰まってきたら、一回り大きな鉢に植え替えます。真冬と真夏は避けて、4~5月10月頃暖かい日に行いいましょう。

10月~6月頃に開花します。



夏と冬の育て方

夏は、マーガレットは夏の間は殆ど生長しない為、肥料などは与えず風通しの良い場所で管理します。

冬は、地域によって違いますが、寒冷地では霜が当たらない様に屋外なら軒先など屋根のある場所で管理します。

増やし方(挿し木)

マーガレットの増やし方として、一般的なのは挿し木です。

太くしっかりとした茎を選び、穂先をカットします。過度な水分の蒸発を避けるために2~3枚の葉を残し、他の葉は落とします。

しっかりと水につけて吸水させた後、水はけの良い土に挿して根が出るのを待ちます。

手入れ方法


マーガレットの花が終わったら、花を茎の根元から摘み取ります。葉も黄色くなった古い葉も摘み取ります。

水やり

マーガレットは乾燥気味を好みますので、過度な水やりには注意します。土の表面が乾いたらたっぷりと与えてください。

肥料

マーガレットは基本的に強健な植物ですので、花付きを良くしたい場合は腐葉土などを土に混ぜ込むか、春と秋に暖効性肥料を置き肥します。

夏の生長が止まる時期には肥料は与えません。冬場は栄養の吸収が悪くなる為、液体肥料を希釈通りに薄めて与えます。

病害虫

被害が出てやっと気づいた時にはもう遅いという害虫がいます。それは「センチュウ」です。これは他の害虫と違って、花や葉に着くのではなく、植物体に寄生するので発見が難しいです。

防ぐため為にはマーガレットを植える際、土に薬剤を散布する方法が一番良く効きます。

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まとめ


たくさんのマーガレットの花が咲き開いたところに遭遇すると、その素朴ながらに華やかなようすに心が弾みます。

可愛らしいマーガレットの花が玄関で出迎えてくれたら素敵ですね。


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