春の野の花・草花の名前と画像・花言葉と由来・春とは?いつからいつ

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春の草花


寒さの薄れたお天気の良い気持ちいい朝に河川敷を歩いていると…小さな小さな野の草が可愛らしい花を咲かせていました。

暖かな春がすぐそこまでやって来ているんだな~って、昔読んだ絵本の1節を思い出しました。『春が直ぐ近くの曲がり角までやって来ているよ!』というような1節だったと思います。

今日は、どこの曲がり角に春は居るのだろう?会えるのがとても楽しみです。

そんな春の草花について調べてみました。

春とは

春とは、四季(季節)の一つで冬の次の季節。現在一般的には3月、4月、5月を指します。 旧暦では1月~3月(現在の2月~4月)を指します。正月を「新春」と呼ぶのはこのためです。

二十四節気に基づく節切りでは立春から立夏の前日までで、
気候が良く草木が芽を出しいろいろな花が咲きます。

三春
初春 (孟春)
旧暦1月(または立春から啓蟄の前日まで)
仲春 (仲陽)
旧暦2月(または、啓蟄から清明の前日まで)
晩春 (季春)
旧暦3月(または、清明から立夏の前日まで)

「春」には、人生の節目や門出を祝福するものとして、結婚・卒業・入学・就職・退職などの時期に選ぶ、日本人としての強いこだわりが存在します。

草花たち

■オオイヌノフグリ

花言葉:「忠実」「信頼」「清らか」

花言葉の由来
属名の学名となる「Veroican」は、キリストが十字架を負って刑場に向かう途中、汗をぬぐうハンカチーフをささげたという聖女ヴェロニカと同じ綴りであり、西洋では聖女ヴェロニカの草と呼ばれています。花言葉の「忠実」「信頼」「清らか」も聖女ヴェロニカにちなみます。

科・属名: オオバコ科クワガタソウ属
学名: Veronica persica
和名: 大犬の陰嚢(オオイヌノフグリ)
別名: 星の瞳(ホシノヒトミ)
英名: Veronica persica, Persian speedwell, Large field speedwell, Winter speedwell
原産地: ヨーロッパ

オオイヌノフグリは春を一番に知らせてくれる春の草花で立春が過ぎて春めいた陽だまりや、あたたかい風が地を撫でた時に明るい水色の小さな花を咲かせて春の訪れを知らせてくれます。

小さな青い瞳が覗いている様に見える事から「星の瞳」という別名もあります。

■ホトケノザ

花言葉: 「調和」「輝く心」

花言葉の由来
花言葉の「調和」「輝く心」は、蓮華座に座る仏さまを連想したものともいわれます。

科・属名: シソ科オドリコソウ属
学名: Lamium amplexicaule
和名: 仏の座(ホトケノザ)
別名: 三階草(サンガイグサ)
英名: Henbit, Henbit deadnettle
原産地: ユーラシア大陸、アフリカ大陸

陽ざしに春を感じる頃、野山や田畑、河原などに姿を見せてくれる植物です。

旬の季節: 早春
開花時期: 2月~5月

秋に芽吹き春が近づくと咲き始めます。姿は茎から段々に傘を広げたように葉を広げ、葉の根元から赤紫色の小さな1cm程の花がピョンと飛び出る様に咲いています。

花の形は筒状で花は舌をだして大きな口で笑っているような明るい様子です。

■菜の花

花言葉: 「快活」「明るさ」

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花言葉の由来
つぼみの緑と鮮やかな黄色の花のコントラストが春らしいナノハナ。花言葉の「快活」「明るさ」は、春の香りを運び、人々の心を明るくするその花姿に由来するといわれます。

旬の季節: 春
開花時期: 2月~5月
出回り時期: 12月~5月(最盛期は2~3月)
花持ち期間: 3~4日程度

科・属名: アブラナ科アブラナ属
和名: 菜の花(ナノハナ)
別名: 花菜(ハナナ)、菜花(ナバナ)、油菜(アブラナ)、西洋油菜(セイヨウアブラナ)
英名: Field mustard, Colza(セイヨウアブラナ)
原産地: ヨーロッパ、東アジア

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■春の野芥子(はるののげし)

ノゲシの花言葉
「旅人」「幼き友」「悠久」
「見間違ってはいや」「憎まれっ子世にはばかる」

科・属名: キク科 Asteraceae、ノゲシ属 Sonchus
和名: 野芥子、春の野芥子
英名: Common sowthistle
学名:  Sonchus oleraceus L., 1753

・早春から秋口まで、長い間咲きます。見た目はタンポポに似ていますが、ノゲシとタンポポの違いは、ノゲシはタンポポより葉がギザギザしています。

また、タンポポは1本の茎に1つの花しか咲きませんが、ノゲシは1本の茎に複数の花が咲きます。そして、茎が長いです。
 
■カタバミ

花言葉: 「喜び」「輝く心」「母のやさしさ」

花言葉の由来
カタバミはスペインやフランスなどで「ハレルヤ」(キリスト教で「主をほめたたえよ」の意味)とも呼ばれます。

これは復活祭(春分の日の後の最初の満月の次の日曜日に、十字架にかけられて死んだキリストが三日目に復活したことを記念する祭)のハレルヤが唱えられる時期にカタバミの花も咲きだすことにちなみます。

花言葉の「喜び」はこのハレルヤに由来するといわれます。
「輝く心」の花言葉は、かつて真鍮の仏具や鉄製の鏡をカタバミの葉で磨いたことにちなむといわれます。

旬の季節: 春~秋
開花時期: 4月~10月

科・属名: カタバミ科カタバミ属
学名: Oxalis corniculata
和名: 酢漿草(カタバミ)、片喰(カタバミ)、傍食(カタバミ)
別名: 雀の袴(スズメノハカマ)
英名: Wood sorrel, Creeping woodsorrel
原産地: 主に南アフリカやアメリカの暖地

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まとめ


河川敷に咲いていた草花の名前や花言葉を知ることができました。散歩で草花たちを見かけたときに思い出しながら歩くと、また更に素敵な楽しい時間を過ごせるのではないかと思います。

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