パキラ育て方と花言葉/植え替え・挿し木・剪定・水やり・なぜ枯れる?

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パキラ


様々な場所でよく目にする観葉植物、パキラ!観葉植物といえば…?と質問されると高確率で名前が挙がるのがパキラではないかと思います。

茶色い木の幹の先に可愛らしく葉を伸ばすパキラは、私たちの生活スペースにあると、人々の心を癒してくれる愛すべき存在です。

今日では、100均ショップでもよく見かけ、手軽に手に入れることができます。が、育て方を間違えてしまうと悲しいことに枯れてしまいます。

枯れないように育てるにはどうすれば良いのかを調べてみました。

パキラの育て方

パキラとは

パキラ属は、アオイ科の属の1つで、中南米原産の木本です。日当たりが良い場所を好みますが耐陰性も持ち合わせています。そのため、室内での育成も可能です。冬季は5℃以上が必要です。

置き場所

季節ごとの日当たりを考え、置き場所の工夫が必要です。暖かい日当たりのよい部屋が良いです。比較的日陰での育成もできますが、幹や枝が細く伸び、元気のない間延びした姿になり、葉も落ちやすくなります。

日陰に置く場合は3、4時間程度、午前中の柔らかい日差しで日光浴をさせると、丈夫に育ちます。

初夏~夏の直射日光や西日は日差しが強いため、葉が焼けてしまいますので、直接日が当たらない明るい日陰を意識して置き場所をつくるとよいです。

5℃以下になる寒い季節になったら、早めに室内の暖かい部屋に入れてあげると良いです。

水やり

土の乾き具合や温度で変わってきますので、「土の表面全体を見て乾いていたら水を与える」を基本の考え方として、土や葉の状態を見ての水やりが必要です。

水を与えるときは、下から水が出てくるまでたっぷり水を与えます。受け皿に残った水は根腐れの原因になりますので必ず捨ててください。

一気に水を流し入れ、土の中にたまった古い空気を押し出して新鮮な空気を取り入れる効果もあります。

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そして、葉水をすると良いです。葉水とは霧吹きで葉に水を吹きかける作業のことです。葉に適度な湿気を与え乾燥を防ぎ、病害虫の予防にも効果があります。

※冬は成長期ほど水分を吸い上げませんので水やりの間隔をあけ、土壌内を少し乾き気味にした方が根腐れを防ぐことができます。

水やりを少なめにすることで耐寒性も増すので、冬場の水の与えすぎには注意してください。

剪定

生命力旺盛で幹が元気ならば、どこを切っても新芽が出てくる剪定に強い性質です。

春から夏にかけての初夏あたりが成長期になりますので、増えた枝葉や大きくなった株は、鉢とのバランスが悪くなる前に2年に1回のペースで、時期は5月から7月の元気のある成長期にタイミングを合わせておこないます。

偏って伸びた枝葉を剪定で整え、新しい用土を入れたひと回り大きめの鉢に植え替えると良いです。

風水効果も!

パキラは、風水グリーンとして人気の高い観葉植物のひとつですので、幸運をもたらすとされるパキラの風水効果をフル活用できるといいですね。

風水的に「強い気を発する」といわれており、エネルギーが必要な場所に置くとよいとされています。仕事運や勉強運を高めたい職場のデスク上や、勉強机の上などに置けば、集中力が高められるそうです。

花言葉

パキラの花言葉は「快活」「勝利」です。

パキラには花が咲きます。花言葉の「快活」は、丈夫で生命力旺盛なパキラの性質にピッタリです。

また、パキラは別名「発財樹」「money tree」とも呼ばれています。1980 年代に台湾に発祥してすぐに他の多くのアジア諸国で取り上げられ、アジアという巨大な市場で活発な取引がなされました。

そのことから、幸運をもたらすお金の木の苗ということで「財」をもたらす「発財樹」、「money tree」と呼ばれるようになったそうです。

まとめ

パキラが花を咲かせるということを知り驚きました。花を咲かせるためには、種から育てなくてはいけないとか、いくつかの条件があるようですが、機会があれば、是非見てみたいと思います。

「快活」の花言葉と由来を添えると素敵な贈り物になりますね。

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