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blue skyの絵本箱(vol.04)
大人になって子どもの時好きだった絵本を見た時、『あれっ?この絵本の絵真っ黒だったっけ?』とか、『絵が動いて見えていたよ!!』なんてこと、感じたことありませんか?
そうなんです。子どもって、黒い絵に色付けしてお話を楽しんでいたり…、絵を動かしてお話を楽しんでいたり…、絵本の世界を自分の空想の世界で楽しむことができるんです。
子どもがもっている感性は、魔法使いみたいですね。次のページへめくる時のわくわくは、とてつもない想像力を生み出しているに違いないと思います。
想像力を育てることはとても大切なことだと思います想像力がきちんと備わっていれば、思いやりのある平和な世界が生まれ続けることと思います。
今のデジタル社会だからこそ、1ページ1ページを大切にめくる絵本の世界がとても必要なのではないでしょうか?
春の絵本
春の暖かな自然の中に飛び出しておひさまの光に当たりたくなるような、楽しくて可愛いえほんをご紹介します。
おひさまおねがいチチンプイ
作/なかがわ りえこ
絵/やまわき ゆりこ
福音館書店
可愛らしい子どもたちと、春夏秋冬の自然との触れ合いをリズムのいい言葉で描かれていてとても楽しい絵本です。
子どもたちは「チチンプイ」と、誰にどんなお願いをするのでしょう?
ぐりとぐらのえんそく
作/なかがわ りえこ
絵/やまわき ゆりこ
福音館書店《こどものとも》傑作集
ぐりとぐらのシリーズは、どのお話もとっても可愛いです。ぐりとぐらが大好きで、何度も手に取った絵本なので表紙があめ色になってしまいました。
くまさんの『はるかぜ そよそよ~・・・』はなうたの場面は何度読んでもたまらなく愛おしい気持ちになります。
もぐらとずぼん
文/エドアルド・ぺシチカ
絵/ズデネック・ミレル
訳/うちだ りさこ
赤とみどりと黄色の色合いが、なんとも個性的で魅力的な絵本です。
このもぐら君を、アニメーションで見たことがあるという方もたくさんいらっしゃることと思いますが、ページを自分のタイミングでめくりながら読むもぐら君のお話は、また格別です。
もぐら君の冒険ストーリーはとっても素敵ですよ。
ざっそう
文・絵/甲斐信枝(かいのぶえ)
福音館書店《かがくのとも傑作集》
自然に咲く野の花たちに興味をもって、植物たちの名前を憶えものしり博士になる事間違いなしです。
足元に咲く花々に気が付く自然が好きな優しい気持ちが備わるのではないかな?と思います。
小さなことに気が付く目と心はとても大切ですよね。
たべられるしょくぶつ
文/森谷憲(もりやあきら)
絵/寺島龍一(てらしまりゅういち)
福音館書店《かがくのとも傑作集》
『ざっそう』の絵本につづき自然に興味を持つとても楽しい絵本です。
土の中で野菜たちがどのように成長しているか細かく描かれた素敵な絵本です。きっと、ずーっとじーっと見ていられますよ。
いちご (幼児絵本シリーズ)
作/平山和子(ひらやまかずこ)
福音館書店
とても美しい挿絵の絵本です。だんだん苺が大きくなって赤く色付いてくるという過程を伝えるのに役立ちます。
ねんねんのはら
文/あまんきみこ
絵/ほさかあやこ
福音館書店《こどものとも012》
こどものとも012の赤ちゃん用の絵本です。いろいろな動物たちがお母さんに抱かれて気持ちよく眠ってしまうおはなしです。
ほのぼのしていて、とてもやさしい気持ちになる絵本です。このおはなしを聞いている赤ちゃんも、気持ちよくなって安心して大好きな大人の膝で眠ってしまうことでしょう。
大好きな大人の声を聴きながら眠ってしまうなんて、とても幸せなことですね。
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まとめ
春、暖かな日差しと自然を求めて出かけたくなるような絵本をblue skyの絵本箱の中から紹介しました。ぜひ手に取って、自然の素晴らしさを感じていただけると嬉しいです。