黄色い春の花[菜の花]菜の花畑歌詞・花言葉・画像・英語・特徴まとめ

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菜の花


春の黄色の大半を占めるのが菜の花!なんて言ってしまっても過言じゃないくらい鮮やかな黄色で、冬に殺風景だった野原・あぜ道・河川敷や土手を覆ってくれます。

一面に広がる菜の花畑は壮観で、代表的な春の風物詩です。
菜の花の黄色はとっても可愛く心まで色鮮やかに明るくしてくれます。

そんな、菜の花について調べてみたいと思います。

菜の花とは


菜の花は、アブラナ科アブラナ属の一種で、見て楽しむだけでなく、食べること油を採る為にも栽培されます。修景用にも使用されます。

別名、花菜(ハナナ)、菜花(ナバナ)、油菜(アブラナ)、西洋油菜(セイヨウアブラナ)とも呼ばれます。

「菜の花」といってスーパーや八百屋に売ってあるものは、基本的にはアブラナ科の植物の花芽が付いた若い茎野菜を指します。

アブラナ科の野菜にはブロッコリーやキャベツ、青梗菜、ターツァイなどがあり、菜の花と思いつつブロッコリーの花菜を買っていることもあるというワケなのです。

菜の花の豆知識としては緑黄色野菜なのでカロチン、ビタミンを多く含み免疫力がアップしガン予防、風邪の予防効果があると言われています。

さらに鉄分もたっぷり含まれているので美肌効果、貧血気味の人におすすめの食材といえます。うれしい栄養素ですね。

菜の花の開花時期


菜の花の開花時期は2月から5月で花の色は黄色が多いですが、白や紫もあります。

菜の花は晩春の季語

「菜の花や 月は東に日は西に」与謝蕪村(1716-1783年)が歌に詠みこんでいる菜の花の歌はとても有名です。

有名な童謡『朧月夜 おぼろづきよ』

「菜の花畑に・・・」の歌いだしで始まるこの歌、あまりにも有名な歌です。

《歌詞を紹介します》
『朧月夜 おぼろづきよ』作曲:岡野貞一、作詞:高野辰之

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【歌詞】
菜の花畠(ばたけ)に 入り日薄れ
見わたす山の端(は) 霞(かすみ)ふかし
春風そよふく 空を見れば
夕月(ゆうづき)かかりて におい淡(あわ)し

里わの火影(ほかげ)も 森の色も
田中の小路(こみち)を たどる人も
蛙(かわず)のなくねも かねの音も
さながら霞(かす)める 朧(おぼろ)月夜

【歌詞の意味・現代語訳】
菜の花畑に夕陽が沈み
山々の稜線(りょうせん)を見渡せば
霞が深くかかっている
春風がそよそよと吹き 空を見上げれば
夕方頃の月がかかって 淡く色づいている

人里の家々の灯りも 森の緑も
田んぼの中のあぜ道を歩く人も
カエルの鳴く声も お寺の鐘の音も
すべてが霞む(かすむ) 朧月夜

菜の花の花言葉


「快活な愛」「明るさ」「小さな幸せ」「豊かさ・財産」「競争」

花言葉の由来は、つぼみの緑色と鮮やかで明るい黄色の花が、春の訪れと告げて多くの人の心を明るくすることから付けられたと言われています。

明るい菜の花のイメージとぴったりマッチしたポジティブな言葉ばかりです。

唯一、ポジティブでないように思われる「競争」という花言葉も、たくさんの菜の花が一斉に空に向かって競うように咲く姿からつけられたようですので、前向きな花言葉として贈るにふさわしいと思います。

菜の花の英単語

①「rape blossoms」②「rape flower」

③「canola flower」④「celery cabbage」

⑤「brassica napus」と5種類もあります。

まとめ


春の訪れを知らせてくれる菜の花の美しい黄色は、心を明るくしてくれ、花言葉も前向きでとても素敵なことがわかりました。

食用としても春の味を楽しめることがわかりましたので、次回は、調理の仕方についてまとめたいと思います。

きっと、あざやかな緑色と黄ほのかな黄色で食卓を美しく彩ってくれることでしょうね。楽しみです。

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