シクラメンの育て方・花言葉・しおれる原因と水やり・植え替えの時期

スポンサードリンク

シクラメン


花色が鮮やかで美しい気品あるはなです。シュッと伸びた茎の先に咲いた花姿は炎のように燃え盛ります。

花期がとても長いですので、いろいろな場所と時間に目楽しませてくれ、そして心を和ませてくれます。

そんなシクラメンについて調べてみました。

シクラメンとは

シクラメンはサクラソウ科シクラメン属に属する地中海地方が原産の多年草の球根植物の総称です。

秋から春にかけて赤や白・ピンクの香り高い花をつけるシクラメン。シクラメンは多年草のため、上手な育て方をすれば何度も繰り返し美しい花を咲かせてくれます。

・園芸分類… 球根   ・形態… 多年草
・原産地… 北アフリカから中近東、ヨーロッパの地中海沿岸地域
・草丈/樹高… 10~70cm  ・開花期… 10月~3月
・花色… 白,赤,ピンク,黄,紫,複色
・特性・用途… 開花期が長い

種類

《色》 シクラメンは赤からピンク、白などの定番の色に加えて黄色や紫の珍しい花色があります。

《花形》八重咲きや花弁にウェーブが入るロココ咲きがありさらには香りをもつ品種があります。毎年次々と新品種が発表されています。

八重咲き品種はタネがつきにくく、花もちがよいといった特徴があります。

個性的な斑の入る緑葉のほかに、シルバーリーフあるいはプラチナリーフと呼ばれる銀葉があり、花とのコントラストが美しく、より気品高い印象を感じさせます。

株と花の大きさによって、大輪系、中輪系、小輪系(ミニシクラメン)にタイプ分けされ、さらに寒さに比較的強く庭植えにもできるガーデンシクラメンがあります。

育て方


11~4月は日当たりの良い室内で管理してください。日光を好みます。1日最低2~3時間はレースのカーテン越しで光に当てましょう。暖房の効きすぎる部屋は株が弱ってしまうので気をつけましょう。5月以降は戸外の涼しい日陰に置くとよいです。

しおれる原因

水切れによるもの
シクラメンは、どちらかというと少し乾いた土を好みますが、土が乾燥しすぎてしまうと、吸い上げる水分がなくなりしなびたようになってしまいます。

環境の変化によるもの
シクラメンを購入してきたり、いただいたりした直後、ぐったりとしてしまうことがよくあります。

根腐れによるもの
植えられている土の水はけが悪い場合や、普通鉢なのに鉢皿に水を溜めたままにしていると、根腐れを起こすことがあります。

sponsored link

暑過ぎる、寒過ぎる
シクラメンは温度に左右されやすい植物ですので、暑すぎたり、寒すぎたりすると、葉や花茎がしおれたようになってしまうことがあります。

室温が10度~20度くらいになるように調節してあげるとよいです。

水やり

窓がついている場合(底面給水の鉢)の場合
鉢の底に常に水が溜まっている状態を保ちましょう。水を切らさないよう、くれぐれも注意してください。

窓がついてない場合(通常の鉢)
土の表面が白っぽく乾いたら、たっぷりと与えます。花や球根の上部に水がかからないように鉢の縁から水を注いでください。 

受け皿に水を溜めたままの状態は、根腐れの原因となるので気を付けましょう。

※冬の間は生育が緩やかになりますので乾かし気味に管理するとよいです。水やりは鉢土が乾いているかを確認してから行います。

肥料

窓がついている場合(底面給水の鉢)
1週間~10日に1度、液体肥料を1000倍に薄めたものを鉢底に与えてください。

窓がついてない場合(通常の鉢)
1週間~10日に1度、液体肥料を1000倍に薄めたものを、水やりの際に与えてください。

花が咲き終わったら

花が枯れたら花茎の根元から摘み取ります。ハサミを使わずに手でねじりながら引き抜くと、傷口が小さく簡単に取れます。

花だけでなく、葉も黄色く枯れてきたら株元から摘み取ってください。そのままにしておくと、新しい花が咲いてこなくなるので、こまめに摘み取ります。

葉組み

月に1度、「葉組み」を行ってください。葉組みとは、株の中心の葉を外側に引っ張り、外側の葉に引っ掛け株の中心部にスペースを作る作業です。

そうすることで株の中心に日光が当たり、小さなつぼみも生長し開花します。

植え替え

夏越しし、9月に新芽が十分大きくなったら株のまわりの土を軽く落とし、ひとまわり大きな鉢に植え替えてください。球根の方が地上部分になるよう植えつけます。深植えにならないよう注意しましょう。

花言葉

花言葉シクラメンの花言葉「遠慮」「気後れ」

《色別の花言葉》
・白いシクラメンの花言葉
「清純」
ピンクのシクラメンの花言葉
「憧れ」「内気」
・赤いシクラメンの花言葉
「嫉妬」

まとめ


シクラメンは、温度管理と水やりの仕方に気を付けなくてはいけないことがわかりました。毎年美しい花を咲かせてくれるように大切に育てたいと思います。

スポンサードリンク