夕焼け小焼け/空・雲の画像!英語で言うと?歌詞とだんだん赤い理由

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夕焼け


一日の終わりに夕焼けを目にしたときは、とても幸せな気持ちになります。オレンジ色やピンク色に染まった空を見ると心癒されます。

夕焼けとは

夕焼けは、日没の頃、西の地平線に近い空が赤く見える現象のことで、 夕焼けの状態の空を“夕焼け空”夕焼けで赤く染まった雲を“夕焼け雲”と称する。

日の出の頃に東の空が同様に見えるのは朝焼けという。

夕焼け空を眺めていると、自然に頭の中を流れてくるのがやはり『夕焼け小焼け』と『赤とんぼ』の歌ですね。

『夕焼け小焼け』:歌詞

夕焼け小焼けで日が暮れて、山のお寺の鐘がなるおててつないでみなかえろう。 からすといっしょにかえりましょ。

子供がかえったあとからは、まるい大きなお月さま。小鳥が夢を見るころは 、空にはきらきら金の星

『赤とんぼ』:歌詞

夕焼け小焼の赤とんぼ。負われて見たのは、いつの日か。
山の畑の桑の実を小籠(こかご)に摘んだは、まぼろしか。
十五で姐や(ねえや)は、嫁に行き、お里のたよりも絶えはてた。夕焼け小焼の赤とんぼ、とまっているよ竿の先。

夕焼けが赤い理由


太陽の光は白っぽくみえますが、実は赤い光から青い光まで色々な色の光がまじっているのです。つまり太陽光の中でも波長が違うのです。

いままで青かった空が夕方に赤く見えるのはどうしてでしょうか。これは、太陽光の空気層を通る距離に関係があります。

光は波長によって、色が違います。光(可視光線)というのは大きく分けて7色です。

そして、光には波長と呼ばれる波の大きさが存在し、波長が長いものほど遠くまで光が届きます。

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逆に、波長が短いものは散乱しやすく遠くまで届きにくいという性質を持っています。

私たちが見る事の出来る可視光線は、波長の長い方から、
赤色➡オレンジ色➡黄色➡緑色➡青色➡藍色➡紫色
の7色です。

空が青く見えるのは、この7色のうちの、青色が空気中の酸素などで散乱するからです。青色だけが大気中で散乱するため、空が青色に見えるという訳です。

注目すべきは太陽の角度なのです。


昼は太陽が真上にあります。その場合、太陽光が地表に届くまでに通る大気の長さは、単純に地表から大気圏までの垂直の長さになります。しかし、夕方になると太陽が沈みます。

太陽が沈むと、太陽光が通る大気の長さが長くなります。

その結果、可視光線の青 以外にも波長の短いその他の色も散乱してしまい、最終的に最も波長の長い(遠くまで届く)赤色が私たちの目に飛び込んでくるという現象がおこるので夕焼けの空がだんだん赤く見えるのです。

夕焼けが赤く見えるのは、厚い空気の層を通っても長い波長の光は、散乱されにくくて 遠くまで伝わる性質があるからです。

つまり、空気層(大気圏)が長くなれば赤く見えるということです。

地球の大気圏が今よりももっと高ければ(広い)昼間でも赤い空という奇妙な世界だったかもしれません。

英語で


夕焼け  【sunset】
夕焼け小焼け 【Sunset small burnt】

まとめ


赤色の夕焼け空に浮かぶ夕焼け雲を見ると、心が温まりやさしいきもちになります。その夕焼けの赤色が太陽の角度によるものとわかり、空の色の変化がとても興味深くなりました。

一瞬一瞬で、表情を変える夕暮れの空。美しい夕焼けに出会える日が楽しみです。

また、今度は美しい夕焼けをまとめてみたいと思います。

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