ヒナまつり【ひな祭り】桃の節句(雛祭り)マルティグラス製のお雛様!

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ひな祭り


ひな祭りに、雛人形を飾りたいな…と、いくつになっても思います。ですが、段飾りのお雛様となるとハードルが高いです。そこで手軽に飾れて晴れやかに美しいお雛様を紹介したいと思います。

マルティグラス製のお雛様

ガラス製のお雛様って、透き通っていてとても素敵ですよね。福岡県知事指定特産民工芸品のひとつでもありますマルティグラス製のお雛様について調べてみました。

〈鮮やかな色彩を流線で彩るお雛様〉
手のひらに乗るほどの可愛らしいガラスの雛人形です。流れるような気泡と春らしいカラーのグラデーションが、光を浴びると美しく輝きます。

きらきら輝くガラスの雛人形は、朝日や夕日そして照明の光などによって表情が変化するところも魅力的です。

マルティグラスとは

MULTIPLE LAYER GLASS(マルティプル レヤー グラス)の愛称で、透明感があり色彩の豊かな性質の違ういろいろなガラスを何層にも重ねる多重積層ガラスという意味です。

この技が生まれたのは、大正8年。ガラス職人によって、一品一品手づくりで丁寧に仕上げられ、どれをとっても世界でただ1つの芸術作品です。昭和63年には、福岡県知事指定特産工芸品に指定されています。

昭和12年のパリ万博で、日本のガラス工芸としては初のグランプリを受賞しています。伝統を受け継ぎ、高度な技術を持つベテランクラフトマンたちによって、ひとつひとつ息を吹き込まれたマルティグラスは色彩豊かな工芸品として親しまれています。

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長い歴史の中で培われた匠の技と40年以上の経験をもつガラス職人たちの高度な技術により、1500℃もの炎から生み出され一品一品すべて手作りで製作されている工芸ガラス
です。

作品の形や色の組み合わせ方と、作品を見る角度などにより美しさは多様に変化します。この多様な美しさを表現できるのは、40年以上の経験を持つガラス職人の高度な技術があるからこそです。

1,300度にまで上がった溶解窯の前で、オレンジの塊でしかないガラスの玉が、職人の手により命を与えられ、永遠の輝きを持つ作品たちへと生まれ変わります姿はまるで魔法使いのようです。

種類

全て世界で1つだけの作品ですが、基本的な形が300種もあります。干支、雛人形、兜など季節に合わせたものから、白鳥や小鳥などの通年使えるものまで、多種に亘るガラスオーナメント(飾り)作品。そして箸置きやコーヒーカップなど、日常生活に使える作品も数多くあります。

透明感と鮮やかな色彩で心和む、ガラスのひな人形は女の子の誕生祝いと健やかな成長を願い初節句に素敵ですね。

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風水的にも

雛人形は女性の水毒を吸い取ってくれるといわれているそうで、きちんと飾ってお祝いすることで、一年間の悪い気を防げるということだそうです。女性は飾ると良いそうです。

まとめ


性質の違う色ガラスを何層にも重ね合わせて創られたガラスが織り成す美しさに魅了されます。職人さんたちの技と想いが幾層にも重なるガラスから生まれる美しさに表現されるのだと思いました。

艶やかさきらびやかさと、永年、色褪せることのないことは、ガラス製の最大の利点ですね。ガラスの透明感で、どんな空間にも似合います。

そして、女性は飾ると運気アップできるというところが嬉しいですね。是非飾りたいと思います。

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