あやめ(文目)の花言葉と由来・花の季節-時期・特徴・画像-写真・英語

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あやめ(文目)

iris

初夏の日本の景色に美しく映えるあやめの花。

シュッと真っ直ぐに伸びた葉と茎、そしてその茎の先には凛とした、由々しき時代に引き込まれそうな、雅やかな美しき花を咲かせます。その花の命は儚い・・・そこがまた美しいのです。

あやめの花の模様は、なぜあのような模様なのでしょう?見れば見るほど、誇らしげで魅力的です。

そんなあやめの花言葉と特徴について調べてみました。

あやめとは

アヤメ(文目・あやめ)
学名: Iris sanguinea
英名: Siberian iris
和名: 菖蒲、文目
科名: アヤメ科
属名: アヤメ属
原産地: 日本、中国、ヨーロッパなど北半球

剣形の葉がきちんと並んで生え、葉の様子から、文目(筋道、模様の意)の名がつけられたと言われます。

「綾目」とも書きます。花弁の基の黄色部分の縞模様を「綾目」の字で表現したと言われています。

優劣をつけがたい美人の形容に「何れ菖蒲か杜若(いずれアヤメかカキツバタ)」という言葉があるように、アヤメとカキツバタの姿はよく似ています。アヤメは山野に生え、花弁に黄色と紫色の虎斑模様があるのに対し、カキツバタは湿った土地に群生し、花弁の中央に白~淡黄色の斑紋があります。

アヤメは下に垂れている大きな外花被片と直立している内花被片をそれぞれ3個つけているため、遠くからでも一目で分かるほど特徴的な花です。

花の色は紫色か白色ですが、外花被片には網目模様があり、なおかつつけ根は黄色になっています。

あやめの毒性


咲いていると雅やかな雰囲気を与えてくれるアヤメですが、注意しなければならないことがあります。

アヤメの全草にはイリジェニン、イリジン、テクトリジンといった毒成分が含まれています。

庭に動物を飼育する場合は、誤って動物が食べないようにアヤメの周りに柵などを設置した方が良いと思います。

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花言葉


アヤメ科アヤメ(アイリス)属には、アヤメ、カキツバタ、ジャーマンアイリスなどの種があります。

アイリスには、ギリシャ神話で神々の伝令を務めるIris(イリス)が、ゼウスの妻ヘラに頼んで神酒を振りかけて虹に姿を変えたとき、地上にこぼれた神酒がアイリスになったという伝説があります。

Iris(イリス)は、ギリシャ神話に登場する神々の伝令を務める虹の女神で、美術において背中に翼を持った姿で描かれる場合が多いです。

あやめの花言葉

「よい便り」「メッセージ」「希望」

属名のIris(イリス)は、ギリシャ語の虹の意味で、この花の仲間が虹のように美しいということが由来しており、花言葉の「よい便り」も伝令神イリスに由来します。

花の模様


花は種子をつくり子孫を残すという大切な役割を担っています。花が黄色や青色、赤色など鮮やかな色をしているのは、葉の緑色を背景に目立つことで、花粉を運び受粉を手助けしてくれる昆虫を引き付けるためです。

さらに花弁には「模様」がある場合があります。模様は、花弁の外側と内側で色素の量が違ったり、斑点があったりと、色素が不均一に分布することにより形成されます。

模様はそれぞれの植物種に固有で、花にやってきた昆虫を蜜のあるところまで誘導する「ネクターガイド」としての役目があるといわれています。

花弁の場所によって色素の量や組成が異なるのは、色素をつくる酵素の量や種類が場所によって異なっているからなのだそうですが、どのようにして1枚の花弁の中にそのような違いが生じるのかはわかっていないそうです。

そして、模様のなかには人間の目には見えないものもあるそうです。

ゴッホが描いたIris

フィンセント・ファン・ゴッホによって描かれた絵画、油彩。 ゴッホは花のアイリスをテーマに複数の絵を描いています。
そんな素敵なゴッホの描いたアイリスは、落ち着いた素敵な雰囲気でリビングや玄関のインテリアとして最適です。かわいい壁飾りはお部屋を癒やしてくれそうですね。
プレゼントにもいかがですか?訳あり特価絵画 で、おすすめです。


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まとめ


あやめという花の名前は、剣形の葉がきちんと並んで生える葉の様子から『文目』や、花弁の基の黄色部分の縞模様を「綾目」の字で表現したと言うことがわかりました。

英語の『Iris』は、ギリシャ語の虹の意味でギリシャ神話に由来する名前であることもわかりました。

『Iris』は、逆から表記すると、iphoneでおなじみの『siri』になるというのを聞いたことがあります。《神々の伝令を務める⁉Iris》このネーミングにも意味があるのかもしれませんね。

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