ガザニアの花言葉と由来・種類と育て方・白と黄色の花の画像・英語で何

ガザニア

【Gazania】

歩道の植え込みや庭のグランドカバーとして色々なところで見かけるガザニア。一斉に花を開かせたその姿は一面ガザニアの花に覆われて迫力を感じる美しさです。

花の色は、白、黄色、ピンク、紫などがあります。どの花の色もくっきりした綺麗な花の色です。

そんなガザニアの花について調べてみました。

ガザニアとは

ガザニアは、形がはっきりとした花びらをつける花です。南アフリカ原産の草花で、15～40cmほどに生長します。

葉は、濃い緑色でヘラ状で細く披針形をしています。葉の裏は白です。

茎の先に直径5～10cmの花を咲かせます。たくさんの園芸品種があり、一重や八重咲きなど咲き方も様々な種類があります。

日本へは大正時代の終わり頃に渡来しました。冬に枯れてしまうことから、一年草として扱われてしまいますが、最近は品種改良が進んで寒さにも耐えられるものが出回るようになりました。

原産地では耐暑性、耐寒性のある多年草として栽培され、花は日に当たるときだけ咲き開き、天気の悪い日や夜には閉じてしま雨習性があります。直射日光下でしか開きません。

5～10月頃までと長く咲くことが特徴です。真夏を除いた4～7月と9～10月に見頃を迎えます。最盛期には白や黄色、オレンジと色とりどりの花を咲かせとても美しいです。

苗の市販期は2～6月頃です。

ガザニアの花言葉

『あなたを誇りに思う』『笑顔で答える』

「あなたを誇りに思う」は、勲章のような花姿をしていることに由来します。

「笑顔で答える」は、見ている人に元気を与えてくれる花色が由来です。

他にも
『身近な愛』「あなたを誇りに思う」「博学天才」「笑顔で答える」「身近な愛」「潔白」「きらびやか」「蜜月」「豪華」「栄光」
こんなにたくさんの花言葉があります。

誕生花

1月28日、6月26日の誕生花です。

ガザニアの種類

葉は斑入り葉や銀葉などがあります。

花色は赤、白、ピンク、オレンジ、黄、花びらの中心に縦模様が入るものなどさまざまで、太陽に向かって蛇の目傘のような花を開きます。

最近では、白の花の付け根が黒い輪のかわりに黄金色のものも見られます。

巨大輪の「サンシャイン」や花弁が短く極多花性の「ミニスター」、黄花より葉を楽しむ「シルバーカーペット」などが流通しています。

花壇や寄せ植えのほか、茎が這うように広がるので、グランドカバーやロックガーデンなどに利用されます。草丈は15～40cm。

名前の由来

属名の「ガザニア（Gazania）」はギリシャ人の翻訳家（古代ギリシャの植物学書をラテン語に翻訳）「ガザ（T. Gaza）」の名前に由来しています。

和名は「クンショウギク（勲章菊）」で、花の色や形が勲章に似ていることにちなみます。

英名では

「Gazania（ガザニア）」
「Treasure flower（トレジャー フラワー）」宝の花です。

育て方

３月下旬以降に株元がしっかりした株を購入し、日当たりと水はけのよい場所を選んで植えつけます。

赤玉土５、腐葉土３、川砂２程度の混合土を用い、定植後はたっぷりと水やりをします。

過湿を嫌いますので、水やりは表土が乾いたら、葉や花にかからないように気をつけながら水を与えます。

開花期が長いので、緩効性化成肥料を定期的に与え、４月か11月に株分けすると簡単に増やすことができます。

まとめ

花の形がきっちりしていて、勲章に似ていることから、和名は勲章菊（クンショウギク）と呼ばれていることがわかりました。

天気の良い日の当たる時間にしか花が開かないという習性を知り、ガザニアの花開いた姿を見た時は、何か素敵なことがありそうですね。というか…ガザニアの花に出会えたという事が、もう既に素敵な事ですね。